まーヴのタンザニア暮らし

アフリカ、タンザニアでの留学生活ブログです

宗教について考えてみた

一週間と2日に渡る初の長期断水を終えて、喜んでいたのもつかの間。

今朝起きたらまた水が止まっておりました。なむなむ

 

 

ピーリカピリララポポリナペーペルトー

水よ出でよ!

(一昨日からおジャ魔女のOPが頭から離れない

 

蛇口から水が出るってすごい発明よね、本当。

 

 

 

 

さて、今日は宗教について書こうと思います。

 

タンザニア人のお友達と仲良くなると、

「君の宗教はなに?」

と聞かれることが今まで多々ありました。

 

 

Wikiさんによりますとタンザニアでは、

タンガニーカ(本土)ではキリスト教が30%、イスラム教が35%、伝統的宗教が35%。ザンジバルではほぼ100%がイスラム教である、

そうです。

 

 

私の友達を見ても、

キリスト教徒とイスラム教徒の割合は半々くらいです。

 

 

 

彼らタンザニア人にとって

どの宗教に属しているのか、

ということは

重要なことなのです。

と、まーヴは今までの滞在で感じています。

 

しかし、

タンザニア人にとって宗教が重要であるということは、

それが友達を選ぶ判断基準になるという意味ではありません。

 

キリスト教徒とイスラム教徒が結婚することだってザラです。

 

 

さて、困ったのはこの質問のお返事です。

 

 

はて、自分の宗教、、、?

 

 

日本は仏教大国だし、仏教徒なのか?

 

いや、でも神社のお参りとかって、あれ仏教の一部?

 

そもそも私って神を信じているの?

 

てゆーか、神って誰よ?どこにいるの?天国?

 

え、神社にいるのは神様なの?誰ー!!!?

 

 

 

という具合に

 

およそインターネット上でお披露目するには

恥ずかしい愚問が私の頭を駆け巡ったのであります。

 

 

正直に申しますと、わたくしは今までの人生で

自分がなにかの宗教に属しているだなんて、

考えたことがなかったのです。

 

 

 

 

たとえ、

お盆の時期に、おじいちゃんのお家にお坊さんがやって来ても

それは私にとって

「年に一回の亡くなった先祖のための一行事」

であって、

宗教行事ではなかったのです。

 

 

 

 

 気になったのでワタクシのおかんに尋ねたところ、

うちは父方のお家が浄土真宗、母方のお家が禅宗だそうです。

 

 

うーん、全くもって知らなんだ。

 

 

そうか、私は大別するところの「仏教」に属しているのですね。

なるほどなるほど。

 

 

 

でもこれは変だ。何かがおかしい。

 

だって、私、自分の属している宗教をおかんに教えてもらったんですもの。

胸を張って

「私は仏教徒です。」

だなんて言えません。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~

 

というわけで調べてみました。

 

 

 

日本にはおよそ9600万人の仏教徒がおり、

全世界で3億数千人の仏教徒がいることを考慮しても、

日本は一大仏教国であるといえる。

 

また日本には7万5千の寺院、30万体の仏像が存在し、

この数は他の仏教国と比べても桁違いに多い。

 

そうです。byうぃきさん

 

 

 

日本の仏教にもキリスト教みたく派閥(宗)があり、

全部で13宗あります。

それが浄土宗であるとか、臨済宗であるとか、

ワタクシが大学受験のために必死こいて覚えた、あれです。

そしてどのお寺も、この13宗のうちのどれかに属しているのです。

 

さてここで、神社とお寺の違いを。

 

お寺は、仏様を祀り、仏像をすえ、僧が仏法をおさめる為に存在している。

お寺には、僧侶・尼さん・住職などがいて、御本尊として仏様が安置されている。

大日如来薬師如来、釈迦如来、聖観世音菩薩、文殊菩薩地蔵菩薩不動明王などの像が仏様である。

 

一方の神社は神道に属しており、日本の神様が祀られている。

伊勢神宮や明治神宮といった「神宮」の称号のついた建物は、

数ある神社の野中でも特別格式の高い神社である。

神道には大勢の神様が居り、様々な名前で呼ばれる。



神社にある鳥居は、神域に降りた神様と、人が住む世界とを区別し、お互いの存在を分かち合いながら住み分ける為に建てられたとされている。

 

ほほ~う。

お勉強になった。

↓参考にさせていただきました。

http://www.otera.co.jp/howto/chigai.php

 

 

 

ちなみに神道とは、、、

 

 神道は古代日本に起源をたどることができるとされる宗教である。

宗教名の多くは何教と呼称するが、宗教名は神教ではなく「神道」である。

神道には明確な教義や教典がなく、『古事記』、『日本書紀』、『古語拾遺』、『宣命』といった「神典」と称される古典を規範とする。

(全部古典の授業で読んだやつやー!)

森羅万象に神が宿ると考え、祭祀を重視する。

 

神道は、一時期は神仏習合などでその扱いが仏教と統合されていた。

しかし明治時代、それ迄の武家社会からの転換で天皇を頂点とした社会を構築するにあたり、国民の精神的支柱としてその精神性や倫理性などが見直され、国家形態の一部として採用され、神仏分離がなされた。

byうぃきさん

(全部大学受験で勉強した内容な気が、、(ry

 

 

 

 

つまり、

日本古来からあった宗教である神道が仏教を飲み込み、

渾然一体となった信仰が今の日本らしい倫理観

を形成しているのではないでしょうか

 

ほんでもって、

神道も仏教も

キリスト教でいうところの洗礼の儀式などがないので

(お坊さんになる人は別でしょうけども)

自分が「うち今日から仏教徒やでー!」

という意識を持ちにくいのではないでしょうか

 

しかも、

日本人クリスマス大好きやんけ。キリスト教徒でもないくせに。(笑)

ここらへんに、そもそもの日本人の宗教に対する認識の薄さを感じますよね!

 

そして日本人のみなさん、

たとえ仏教徒だとしても、神社でお参りしますよね?

(おみくじ大好きーーーー!)

神仏分離は成功しなかったってことだね!)

 

 

 

まあ、こんだけお勉強したところで、

これを友達に英語ないしはスワヒリ語で説明するのは

どの道困難なんすけどね!はっはー

 

 

 

 

 

オツムが沸騰しかけているので寝ます。おやや~