まーヴのタンザニア暮らし

アフリカ、タンザニアでの留学生活ブログです

ビジネスコンテスト、ダメでした。

あかんかったです、ビジネスコンテスト。

 

 

 

確かコンテストに応募しよう、となったのが

8月上旬だったと記憶しています。

 

 

 

 

コンテストのことを大志から聞いた翌日が締め切り日で、

本当に滑り込みセーフで書類を提出しました。

 

 

 

 

その時点で、予選、本戦の日は

私はタンザニアにいることがわかっていたので、

あおちゃんに仲間に加わってもらい、

3人で出場することに。

 

 

 

 

それでも、大志はすぐにバングラ

あおちゃんは予選の翌日からアメリカ留学

という、それぞれが超多忙な中での挑戦でした。

 

その後、大志も本戦の日いないということで、

悠希さんにも加わってもらいました。

悠希さんには私は一度もお会いしたことがありません。笑

 

 

 

応募した日から今まで、3人揃って顔合わせしたことは

そういえば一度もありません。

いつもオンラインミーティングで、

最近はそれぞれが別の国にいたので、

時差もあって時間を合わせるのも大変でした。

 

 

 

毎日パソコンに齧り付いて情報集め、資料作りに励みました。

途中で自分のできなさに漢泣きしたりもしました。

私のすぐ近くで被害を被った方、本当にごめんなさい。

 

 

 

 

 

できないなりに、これが今の私のベストだったと思っています。

自分の甘さとか、無知さとか、それでも必死にもがく感じとか

そういう色んなことに触れた一ヶ月でした。

私は、同じ時期に中古車販売の会社を日本で一人任されていたこともあり、

多忙を極めコンテストに応募してからの平均睡眠時間は3時間もとれず…

 

 

体内時計が狂ってかあまり食べなくなったので、

気がつけば体重は5kgも減っていました。

(今までのダイエットは一体なんだったんだー!)

 

 

 

そんなことはどうでもよくて、

一番伝えたいことは感謝です。

このコンテストがきっかけで私と出会ってくれたたくさんの方々、

本当にありがとうございます。

 

 

 

私たちでは到底考えられないような

素晴らしいアイディアを下さった方、

無知な私たちにもわかるように

専門的な知識を惜しげもなく教授して下さった方、

本当に感謝してもし尽くせません。

 

 

3Dプリンターで機械をつくる、

生産性、品質を上げるために栽培方法を変える、

バイオ燃料をつくるための技術を導入する、etc…

 

 

全てがあまりにも未知の領域で、

アイディアを頂く度に私の胸は少女のようにドキドキしました。

そして想像するとワクワクが止まらず、

居ても立っても居られないくらいに楽しくなりました。

 

 

 

 

プロジェクトの全貌をここに書き記す

力を私は持ち合わせていないので、

もしお話を聞いてくださる方がいらっしゃいましたら、

帰国して聞いてやってください!

 

 

 

 

 

 

夢といったらあまりにも遠い感じがするので

あえて目標と言いますが、

私の達成したい目標は何も変わりません。

 

 

 

 

学校にも行けずに路上に暮らす子どもたち

職がなくて物乞いで生計を立てている体の不自由な人たち

 

 

 

彼らが人としての普通の生活を送れるように

自分に誇りをもって生きていけるように

 

 

 

そんな世界を創る一助になりたい

 

 

 

それだけです。

 

 

 

 

 

ビジコンが一個ダメでも、私の根本的な思いは

何も変わりません。

むしろ、これを機に強くなりました。

 

 

 

 

とりあえず、今現実をみつめわかっていることは

私はまだまだビジネスを始めるには甘々だということです。

そしてもちろん始める資金もありません。笑

 

 

 

 

しかし、来たるべき時のために、

(いつか目の前に大富豪が現れて、投資する!

って言ってくれるかもしれないですしね!)

残りの時間も精一杯調査して参ります。

 

 

 

 

 

 

 

実はコンテスト前夜、

強盗に刃物で刺されて殺される

というこれ以上はない

と断言できる程、寝起き最悪な悪夢を見ました。

 

 

 

 

こんな私でもまあまあ怖くて、

ドキドキしながら目覚めました。

ああ、生きてる。

 

 

どうか現実にはなりませんように、

と願いながらネットの夢占いを見てみると、

「今のままでは状態は好転しないので、更なる努力が要される。」

そのような意味があるようでした。

 

 

 

私の潜在意識が、私にこんなに残酷な悪夢を見せてまで

警鐘を鳴らしているのだから、

無視しないわけにはいきません。

 

 

 

 

 

がんばります。

もっと。

 

 

 

 

 

貴重な時間をこのコンテストのために

一緒に費やしてくれた大志とあおちゃん

もう泣き出してしまいそうなくらい、

ありがとうです。

また何か一緒にしたいです。

そして多忙な中、私たちのために時間を割いて

下さったメンターの奥本さま本当にありがとうございました。

 

 

 

自分が本当に一生懸命やってダメだった時は

ひどく落ち込んで、そんなことを口外することは

絶対にできない性格の私ですが、

今調査地のムトワラからダルに戻るバスの中で、

あまりにも綺麗なお空と、鬱蒼とした緑を

ぼうーっと眺めていたら気持ちもスカッと

してきたのでここに書こうと思いました。

バス車内の温度は41度だと表示されています。

 

 

 

 

 

 

いつもこのブログをわざわざ開いてくださる方たち、

なんだ、こいつイキナリ!

と思われたと思います。

いつもと違って真面目な感じでごめんなさい。

イケメンはこれから撮ってくるのでもう少しだけ待ってください。

 

 

 

忘れてましたがこれから私は卒業論文も書かなければならないので、

その調査もこれから取り掛かります。

残り一ヶ月、タンザニアのポレポレタイムに乗っかった

悠長な時間の使い方はできなさそうです。

 

 

 

 

 

写真は、調査地ムトワラで最後の日に落ち込んでいる私を

ホームステイ先のお兄ちゃんがビーチに連れて行ってくれた時の写真です。

 

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思わず泣いてしまいそうなくらいに綺麗だった。

そしてお兄ちゃんも格好良く見えてしまったのだった。